泉のほとりに

聖歌38番のように私たちの内なる力を湧きたたせ御国を目指していきましょう。共に泉のほとりに集いましょう。導かれるままに綴っていきたいと思います。

断絶

2016年1月、私は県外の氏族に会いに行きました。80年代に共に復帰された氏族です。

2月13日のお父様の権威に戻る祝福のことを伝えなければと必死な思いで、説明のための資料や御写真、聖酒も携えて行きました。


本来ならもっと早く行くべきでしたが、サンクチュアリのことをよく思っていないことがわかっていましたので簡単ではないことを予想し、ずっと訓読と祈祷の条件を捧げてきていました。氏族の中の2世の祝福問題もあったので受け入れてもらうことは容易ではないと、私にもかなりの決意が必要だったのです。


前年の夏に所属教区で先輩家庭の方が家族で退会しサンクチュアリに行かれたことは、県外まで知られていました。それも大変な尾ひれがついてです。。実際には最初の一家庭であったにもかかわらず、30家庭連れて出た、というのです。おそらく他県で起きたこととゴッチャになったのかもしれませんが、そのことを耳にした氏族は私に電話をしてきました。「あなたの教区で大変なことが起きてるようだけど、絶対にサンクチュアリなんかに行かないように」という内容の電話です。翌日にはもう一人からも同じような電話がありました。その波動は大変強いものだったので私は自分のことを言うことができず、これは困ったことになった、と思いました。


どちらも教会で言われることをそのまま信じ、サンクチュアリのことをとんでもない分派だと思い込んでいる様子だったのです。この認識の違いを超えて理解してもらうことは、簡単ではないとその後ずっと悩んできました。


しかし一方ではよく話せばわかってくれるのではないか、と希望は持っていました。復帰された頃、ちょうど大変なマスコミの報道があり、神とサタンの奪い合いのような状況だったのです。一時は氏族も二つに分かれてしまうのでは、と思われる状況もありました。そのような中で信頼し合い、なんとか危機を乗り越え一気に5人が復帰されるという体験をしていたので、今回も意を尽くして話せばわかってもらえるのではないか、という思いもありました。


しかし、私のそのような思いはとても甘いものでした。結果は惨憺たるものだったのです。


私は氏族の中で一番年少です。そこで年が近く、冷静に話を聞いてくれそうな一人から話そうと思っていました。しかしそのような私の思いは見事に裏切られたのです。私がサンクチュアリに関わっているとわかるや、大変な拒否反応を示されました。そしてもう二人が呼ばれて結局一対三で話すようになったのです。


とにかく嘆かれました。「非原理的な分派に行くなんて、なんてことだ!」「 我が一族にこんなことが起きるなんて!」と泣かれました。

とても話がしにくい状況の中で、私はお父様の教典のこと、教会の公金問題のことなど口にしましたが全く相手にされませんでした。資料を出すこともできない状況です。


「お母様がされることにとやかく言ってはいけない」「どんな変更もお母様がなされるのだから問題ない」「お母様が幹部なんかに惑わされる訳がない」「あなたは真の父母も真の母のこともわかってない」

「亨進様は親不孝、お母様のことを淫婦とか堕落したとかとんでもないことを言っている」

「あなたは清平に行かないから霊的におかしくなったんだ、すぐ清平に行きなさい」

「本部がおかしいとか、幹部の不正とか、そんなことは以前からあるのは知ってる。そんなことばかり言って恨みを持つからおかしくなるんだ」‥‥


夜中まで話はしましたが、私が口にすることはすべて即座に否定されました。そして「とにかく早く清平に行きなさい」「夫や子供まで惑わしてとんでもない聖酒を飲ませてどう責任とるの、清平で相当悔い改めて祈らないとね」でその場は終わりました。


結果は予想してたよりも大変なものでしたが、最後は ‘この状況を甘受することも意味があるかもしれない ’ と思い反論せず、黙って聞いていました。何を言っても聞く耳がない、あまりにも持ってる認識が違い過ぎる、と言う現実が大きいと言うこともありましたが‥‥



翌日クタクタで帰宅した私を主人は「大変だったな」、娘は「お母さん頑張ったね」と慰労してくれましたが、私の心は悲しみに満ちていました。そして言いたいことの半分どころか、ほとんどを伝えることができなかったことに無念さを感じていました。しかし、あきらめる訳にはいきません。

「そうだ手紙を書こう」と疲れた頭の隅で考えていました。



そしてそれから2月13日を迎えるまで、手紙路程を歩むことになりました。


それでは、また。




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