祈祷 166 〝 イエス様を通じた歴史的痛恨の心情を感じさせてください 〟
🔵 祈祷 166
イエス様を通じた歴史的痛恨の心情を感じさせてください
願い待った望みのひと日を迎えるために摂理してこられたお父様、不信した人間たちをお捨てに
なることができず、数多くの寂しい群れを抱かれるために、イスラエルという祝福をしておき、歴史
を導いてきて、約束していた一存在を送られたその日は、お父様の栄光が天に染みわたらなければな
らず、万民の歓喜の心情をもって天上にも喜びが、地にも喜びが充満しなければなりませんでしたの
に、4000年の悲しみがイエス様お一方に対して加えられたという歴史的な恨めしく悔しい事実を、お
父様、私たちは知っております。
馬屋で誕生して生きられた30余年の生涯は、それほどまでに悲惨であり、それほどまでに寂しく、
それほどまでに頼るべき所もございませんでした。地上にそれほどまでに信じる者のいなかったイエ
ス様、地上で自分の胸襟を開いて、その懇切なる心情を伝えることのできないまま、恨みの主人公と
して逝かれたイエス様であったということを、今日私たちは知っております。
勧告すべき天的なみ言が残っておりましたが、受けるべ人間が信じることができないことにより、そ
のみ言をすべて語れず、抱き逝かれた悲しみ、2000年前のイエス様の悲しみを知らずにいる万民をお
許しください。それでも、天に従った弟子たちを集めて勧告なさり、お願いなられたみ言と祈祷を私
たちは聞きました。あなたの因縁と天の因縁が相逢するその瞬間、天の喜びが現れなければならず、
ひいては地上に新しい国が建設されなければなりませんでしたのに、ぶつかるその瞬間喜びは消え去
り、嘆息と悲しみが始まり、恨みの十字架の道が生じた恨めしく悔しい事実を知っております。
私たちの先祖たちは天の前に負債を負い、私たちも天の前に宇宙的に負債を負っておりますのに、
それを蕩減しようとせず、自分の安逸のためにあえぐ群れとなったことを受け入れてくださいますよ
う、お父様、懇切にお願い申し上げます。
お父様! 悲痛なる心情を体恤し、地を案じ、天を案ずる心を持った息子・娘たちが、この地上にど
れほどおりますでしょうか? お父様、ひどく珍しく、貴重であるということを知っております。哀れ
な万民を救われるため、数多くの苦労も意にお介しにならず、寂しい私たちに勧告なさるために月日
を経てこられたお父様、私たちの前に新しい約束をお立てください。この者たちに新しい約束と、新
しい時代の使命を任せようとなさる天的なみ旨があるとしますなら、お父様、役事してください。主
のみ名によってお捧げ申し上げました。アーメン。 ( 1959. 5. 17 )
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