霊の子女
11月のある日、いつも忙しい霊の子女とやっとアポが取れて自宅に来てもらうことができました。
たった一人残っている私の霊の子女と言える大事な方です。
この方は婦人ですがフルタイムの仕事をしておられ、夜勤や残業もあり本当に忙しい生活を送っておられます。夜7時過ぎに電話しても「すみませーん。まだ職場でーす。」といった具合です。
この方は家が教会から遠く多忙なので、ビデオセンターではなく私のうちでビデオや講義で勉強してもらいました。教会にも繋がり忙しい中で伝道や経済に貢献していただきましたが、教会のやり方に傷つき、疑問を持たれ心情をひどく落とされた時期もありました。ここ数年は職場での責任が益々重くなり、教会に来れることも少なくなっておられましたが、訓読と祈祷は欠かさないでください、とその重要性は常々お伝えしていました。
この方に一体どのように今の教会の現状をお伝えしたらよいのか、私は悩みました。いろいろ大変な内容を聞いたら躓いてしまうのでは、と心配したのです。しかし真実を伝えないわけにはいきません。「語るべきふさわしい内容を与えてください」と神様に祈り、とにかく会ってお話ししようとアポをとりました。キリスト教の学校を出られ、カトリックの施設に勤務しておられ、キリスト教の背景を感じる方なので、そういう観点からお話するのがよいかと漠然と思ってはいました。そして様子をみて反応が大変な時は、今後少しづつ時間をかけて伝えていくしかない、と思っていました。
久しぶりにお会いするその方に私は「大事なお話があるんです。」と切り出して話し始めました。今振り返ってみて何をどのように話したのかよく覚えていません。ただ気がつくと復帰歴史を語っていたようです。イエス様の時にあったこと、そして再臨主をお迎えして起きてしまった大変なこと、摂理が再び延長していることなど‥‥気がつくと三代王権のこと、お父様の権威に戻る祝福を受けないといけないことまで話していました。2時間経っていました。
その方は「わかりました。その聖酒いただきます!」と言ってくださいました。大変な内容を一気に聞かされ驚いておられましたが、躓いたりされることはなく信じて受け入れてくださったことが、本当に感謝でした。お父様を再臨主として信じる心が強い方なので導かれたのではないかと思います。
そして今回も言葉が与えられ、本当に霊界の協助を感じる出来事でありました。
12月に再び自宅に来ていただき、その方の聖酒式を映像を用いながら無事行うことができました。
本当に感謝でありました。これで私の心は一つ軽くなりましたが、まだとても気がかりなことがありました。
それは氏族に伝える、ということでした。私はそれが大変なことだと予想はしていましたが、どれだけ大変なことなのかはまだよくわかっていませんでした。事態は私が思うよりももっともっと難しいものだったのです。
次回はそのことについて書ければとおもいます。では、また。
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