泉のほとりに

聖歌38番のように私たちの内なる力を湧きたたせ御国を目指していきましょう。共に泉のほとりに集いましょう。導かれるままに綴っていきたいと思います。

祈祷 175 〝 イエス様の恨みを解怨成就する統一教団とならせてください 〟

🔵 祈祷 175



イエス様の恨みを解怨成就する統一教団とならせてください




お父様! ユダヤ教団と数多くの祭司長たちは、自ら天をあがめ、天の内情的因縁を生活に表し、天


の規範を立てると言いながら出ていった群れでございました。しかし、生命の中心であり、生命の結


晶体であり、愛の中心であり、愛の結晶体として現れたイエス・キリストに対しては、それほどまで


冷淡に知らないふりをしましたし、イスラエルの国の精神的な責任を負ったユダヤ教団の中で、イエ


ス様の側に立った者がたったの一人もいなかったという事実を知っております。それが無念なる天の


4000年受難の結果であったということを思いますとき、私たちは涙でもってお父様に対さないわけに


は参りません。




お父様! 最後の道に向かう恨み多いイエス・キリストの側に立って、生命をかけ、泣き叫びつつ、


悲しみと恨みの歴史に立ちはだかった兄弟が一人もおりませんでした。母さえもイエス様の死の道を


「私が代身して行こう」と言えなかったという事実を見ますとき、本当にかわいそうなイエス様でご


ざいました。


イエス様の最後が、こうも憤まんやるかたなく悲惨だった事実を思い返しますとき、私たちは恨み


に徹した心で過去のイスラエルの国とユダヤ教をのろいたい気持ちでございます。しかし、イエス様


は彼らをのろわれず、むしろ神様が4000年間苦労し、積み上げておかれたイスラエル圏が崩れそうだ


といって、死の道を行きながらも、彼らの福を祈ってあげなければなりませんでしたので、そのよう


なイエス様の無念なる心情を、私たちは間違いなく知らなければなりません。


死の道でも、同情を受けられなかったイエス様は、孤独な孤児の身の上だったということを、私た


ちが切々と感じなければなりません。このようなイエス様の友とならなければならず、このようなイ


エス様の親戚とならなければならず、このようなイエス様の教団とならなければならず、ひいては、こ


のようなイエス様の姉、または弟妹になるべき立場に立った群れが、まさにこの歴史時代にぽつんと


残された統一教団であり、私たちだということを、はっきり悟るよう許諾してくださいますことを懇


切にお願い申し上げます


お父様! 今日数多くの人々は、クリスマスになればイエス様は万民を救わなければならないメシヤ


の使命を持って誕生された方だと、口から口へとしゃべり、讃揚しております。しかし、実相を知っ


てみますなら、このようにイエス様は歴史的悲しみの中で孤独にお生まれになった方だということを


考えますとき、私たちは痛哭し、そのようなイエス様の悲しかった内心の情景を、痛哭しながら慰労


することのできる者たちとならなければなりません。




お父様! 私たちはみ旨を知ったその日から、イエス様の悲しい恨みを解いて差し上げるべき責任が


あるということを知り、お父様の悲しい恨みを解いて差し上げなければならないことを知ったので、


この日まで闘いきて、今日この統一教団を形成したものでございます。このように悲しかったお父様


の事由をあらわにして、教えてあげることができ、聞くことのできる因縁と土台が、この地球星に歴


史以来初めて現れたという事実を考えますとき、ここは、それこそお父様の望みに対することのでき


る所だということを、私たちが忘れてはなりませんので、お父様の心情が、ここで再び結びつけられ


るのを願っているということを、私たちが忘れないよう許諾してください。すべてのみ言を真の父母


のみ名によってお捧げ申し上げました。アーメン。 ( 1971. 1. 3 )







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