泉のほとりに

聖歌38番のように私たちの内なる力を湧きたたせ御国を目指していきましょう。共に泉のほとりに集いましょう。導かれるままに綴っていきたいと思います。

カトリックと家庭連合の類似点

かなり前からなのですが、カトリックと今の家庭連合に類似点を感じることが多くあります。


もう30年近く前、学生時代の友人を伝道したいと思い交流してた時のことです。彼女は母方がカトリック、父方が神道、という背景を持った人でしたが、ある時私にカトリックの祈祷文を見せてくれました。その中に『…偉大なる洗礼ヨハネ、御母処女マリア……」というくだりがあったのです。私はとても複雑な気持ちになりました。原理で洗礼ヨハネやマリアのことを学んでいたからです。洗礼ヨハネの失敗、イエス様の出生の秘密……それはお父様が解明されるまでは誰も知ることができなかった聖書の奥義だったわけですが、カトリックの信者の方々は今に至るまで長い歴史を通じてこのような祈祷文を唱えながら信仰をして来られたんだ…と。


また南米に宣教に行った時もカトリックの人々が本当にマリア信仰であるということを実感しました。サンタマリアというお祭りの時には各家庭にマリア像の祭壇を築き華やかに飾ってお祝いします。

長崎や平戸に旅行した時もカトリックのマリア信仰が本当に強く深いことを感じました。イエス様以上にマリアを慕っているように感じられるほどです。

宣教国に滞在中お父様が「マリアは失敗した」ということを公の場で語られ南米の新聞に掲載された時は大変でした。「あんた達はマリア様のことを悪く言ってるんだね!」と睨まれたり、それまで好意的だった人から否定を受けたり、ひどい時は石をぶつけられた姉妹もいました。



家庭連合では、段々とお母様信仰になってきています。いつの間にかキリスト教2000年歴史は再臨メシアの独生女を待ち望んできた、ということになっています。またお父様は原罪を持って生まれられ、お母様は胎中から血統転換された、となってしまいました。これは真実とは到底思えません。



他にも構造的な類似点が見られます。カトリックはバチカンのローマ法皇を頂点とする中央集権的な階級組織になっていますが、現家庭連合も名前は家庭連合ですが実質は以前と変わらないピラミッド型の組織になっています。


最近家庭連合で区域長をしている姉妹と話してて驚いたことがあります。婦人達の復興のためにカラオケをしたいと基台長に話したところ「婦人部長の許可がいるのでお話ししてみます」と言われ、婦人部長は「勝利もしてないのに何言ってるの。ダメです。」と言われて結局できなかった、というのです。私は「いつまでそんなことやってるの!おかしいよ!」と言いましたが、かっての私もそういう中でやってたなあ、そういう世界だったなあ、と改めて思いました。


今の家庭連合はお父様の聖典、伝統を削除、改竄、冒涜し、独生女神学を掲げ、原理すらも歪めてしまっていますが、この先どうなっていくのでしょうか。それがおかしい、間違っている、と気づいた人は離れていくでしょうが、それを正しいと信じている人々はどうなるのでしょうか。真実ではないことを信じながら存続していくのでしょうか。とても心配で心が痛みます。



亨進様が説教の中で女神信仰について語られていますが、目から鱗の内容でした。宗教を深く学ばれているのでその知識、洞察力は驚くばかりです。それは、歴史的、文化的、政治的な膨大な内容とも繋がりサタンがいかに巧妙に人々を惑わしていくかがわかります。


今は黙示録にあるような最後の闘いの時であるということを痛感します。神様とサタンの闘い、心情文化とサタン文化の闘い、偽りのグローバリズムと真のナショナリズムの闘い、真の神学と偽りの神学の闘い、キリストと偽キリストの闘い……



アメリカでは福音派プロテスタントが立ち上がっています。とても希望的です。私達も真の神様、お父様、亨進二代王様、三代王権にしっかり繋がり、この闘いの本質をよく見極めながら歩んでいきたいものです。





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