泉のほとりに

聖歌38番のように私たちの内なる力を湧きたたせ御国を目指していきましょう。共に泉のほとりに集いましょう。導かれるままに綴っていきたいと思います。

読書の秋

異常気象なのかいつまでも夏のように暑い日が続いていましたが、ようやく秋らしく涼しくなって来ました。長い間み言以外は新聞を読むくらいでしたが、この頃はいろんなジャンルの本を読むようになりました。書店で探さなくても今はAmazonで手軽に調べて入手できるのも嬉しいですね。


最近読んでよかった本、今読んでる本、今から読もうと思ってる本をご紹介します。あくまでも個人の感想ですが……


〈 よかった本 〉

⚫︎「政府はもう嘘をつけない」 堤 未果

サンクチュアリの方に教えていただきました。‘ お金の流れで世界を見抜け!’という副題がつ

いていますが、大統領選挙の裏側、パナマ文書、TPPのことなど今の世界の動きがよくわかり、

とてもお薦めです。

⚫︎「日本人に謝りたい あるユダヤ人の懺悔」 モルデカイ・モーゼ / 久保田政男 訳

1979年に出版された本ですが、今再び注目されています。日本国憲法制定の裏側など書かれてい

ます。なぜかどんどん値段がつり上がって中古本はプレミア価格状況ですが、私は楽天で新装本

を安く買いました。「 日本人とユダヤ人」同様に著者は別の人ではないか、とか言われてるよ

うですが、一読の価値ありかと思います。



⚫︎「女性目線で徹底的に考えた 防災BOOK」 クロワッサン特別編集

実用本です。具体的で写真が多くわかりやすいです。とても参考になりました。





〈 今読んでる本 〉

⚫︎「母の肖像」 パール・バック / 村岡花子 訳

1931年「大地」を出版し、ピューリッツァー賞を受けたパール・バックによる作品です。

数十年間中国にキリスト教伝道をした宣教師の妻として故国から離れて暮らした母親のことを

書いたものです。学生時代に読んで感動したのを思い出し、Amazonで中古本を取り寄せて読ん

でいますが、 今読むと当時と違った発見が沢山あります。

パール・バックの母親の先祖はオランダ人で、祖父はオランダで宗教の自由が圧迫された時に

300人の教会員と共に故郷を捨てて大西洋を渡り、信教の自由を求めてアメリカに移住するので

すが、最初上陸したのがニューヨーク、土地を買っておいたのがペンシルバニア、そこが沼地で

住めなかったのでその後バージニアに移ります。そこで丸木小屋の教会堂を建て、木の株を説教

壇にして神様に最初の礼拝を捧げるのです。そして食糧を得るため原野を開墾していきます。

筆舌に尽くしがたい苦労です。

パール・バックの母親はその血を受け継いだのでしょう。幼い頃南北戦争を経験したたくましさ

で中国で7人産んだ子のうち4人を失いながら40年間の結婚生活の労苦に堪えます。どこに行っ

ても自給自足などもしながら家族に尽くし、明るいアメリカの母として生きる姿は感動的です。

ちなみに訳者の村岡花子は “「母の肖像」は今日までに私が読んだあまたの書物の中で最も強い

感動をもって読み終えたものの一つであり、長い間の愛読書である” とあとがきに書いて

います。


〈 これから読もうと思ってる本 〉

⚫︎「医者に殺されない47の心得 ー医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法ー 」近藤誠

これもサンクチュアリの方、医療の現場をよく知ってる方から薦めていただきました。医療も

グローバリズムの中に組み込まれ拝金主義になっているので読んでみようと思います。




今はネットから沢山の情報を得ることができ、電子書籍も便利ですが、やはり紙の本もよいですね。

どちらも親しんでいきたいと思います。





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