先祖の嘆きと願い
ちょうど今から1年前の8月、私はお父様の権威の元に戻る祝福を受けないといけない、と思うようになっていました。2013年の基元節が偽りであったことがはっきりとわかったからです。
その頃になるとUCを退会してサンクチュアリに行く人も各地で増えてきていました。6月にお会いした先輩家庭の方は既にご家族で退会されていましたが、長年中心的に歩んで来られたご家庭なので教区では波紋が広がっているようでした。
私はサンクチュアリが正しいことは確信できるようになっていましたが、まだ退会までは考えられない状況でした。氏族や霊の子女のことがあったからです。ただ8月末のお父様の聖和3周年に行われる祝福式はネットを通じてでも参加できたら、という思いがありました。
そんなある日、先祖からのメッセージがありました。その先祖は私が復帰される時、宣教に行く時など折に触れ協助してくれてた先祖ですが、降りて来るのは久しぶりのことでした。
その時の状況ですが、私と主人2人が部屋にいて、ちょうど娘が外出から帰宅した、その直後の出来事でした。私の口を通して語るので、主人と娘が聞いている形ですが、私も意識ははっきりしてるので一緒に聞いてる感じです。次のような内容でした。
「無念だ‥‥無念だ‥‥(涙)」
「無念だが‥‥天運は統一教会を離れた」(この時はまだ家庭連合ではなく統一教会でした)
「お母様は‥‥サタンが主管している」
「お前たちは‥‥サンクチュアリに中心性を立ててくれ」
「氏族をよろしく頼む」
以上のことを涙ながらに語ってくれたのでした。
私は改めて事態は深刻なことを悟り、主人と話し合って、月末の祝福式に映像を通して参加することを決めました。そしてその日には、家族で参加することができ、本当に感謝でした。
“天運が離れた” とは、なんと恐ろしい言葉でしょうか。確か江利川会長の退会届にお父様の夢と玉声でそのように言われた、とあったことを思い出します。天運が離れれば、まさにセウォル号やタイタニックのように沈むしかないということを皆が悟らないといけないのですが、現実を見るとまだ危機感なく大船に乗ったようにしている人がどれだけ多いでしょうか。
分派対策の巡回師は婦人たちに「7割の食口が離れる、というのは3男や7男や他のいろんな分派に行った人、仕事ばかりして教会に来ない人達のことです。あなた達が残った貴重な3割の食口です」というようなことを教育しているようです。
なんと恐ろしい教育でしょうか。正にセウォル号の事故を彷彿とさせます。何とか家庭連合の兄弟姉妹が早く真実に目覚めることができるようにただただ心より願う次第です。
では、また。
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