泉のほとりに

聖歌38番のように私たちの内なる力を湧きたたせ御国を目指していきましょう。共に泉のほとりに集いましょう。導かれるままに綴っていきたいと思います。

平和の主人、血統の主人

お父様ご聖和後の霊的に混沌とした状況の中、私は外的な歩みの中でいつの間にか遠ざかってしまったお父様にまた近づいていきたいと切実に思いました。


そのような思いでいろんなみ言を読んでいましたが、その中で特に気になってしょうがないのが「平和の主人、血統の主人」でした。この本は小さな小冊子ですが一度読んでも意味が本当にわからないのです。同じ小冊子でも「天国を開く門、真の家庭」は読みやすく理解しやすいのと対照的です。どちらも八大教材教本ですが、初めて読んだ時 “お父様は何故これを八大教材教本に指定されたのだろうか?”と思いました。本当に難解なのです。ただ何かとてつもなく重要なことが書いてある気がして

折に触れ手に取って読んでいました。


この本は2009年7月7日、ニューヨークのイースト・ガーデンにおいて、約4時間にわたって語られた内容を要約し整理したものです、と前書きにあります。つまり原文はもっと長かったということです。

そして後書きには、解読不能で不透明な部分は削除した、とあります。

初めは何気なくこの箇所を読んだ私でしたが、後にこれはとても重要なことだと思うようになりました。


何度読んでもなかなか理解できなかったのですが、後にブログ村で777さんが解読をされていることを知りいつも読ませていただいていました。とても緻密に研究されてていろんな示唆を与えていただき、やはり本当に重要な本でお父様の大切なメッセージが込められていることがわかりました。

それに関しては皆さんが直接777さんのブログを読まれ参考にされたら良いかと思います。(今は充電中で最近新しい記事の更新はしておられないようですが‥)


私がここで言いたいことは、前の記事の中でも触れましたが、要約され削除されて147ページの本が

平和経の中ではさらに削除されて僅か16ページになって収録されているということです。現在家庭連合ではお母様の赤い3冊の経典が天一国経典とされていますのでこの重要な本が本当にないがしろにされていることは否定できない事実だと思います。


また以前ネットで指摘している方がおられましたのでご存知の方も多いかもしれませんが、削除のみならず改竄もされています。それは次の箇所です。


🔴[元の「平和の主人、血統の主人」の108ページ]


“‥‥教材を作りました。母の教材であり、皆さんの教材です。母が果たせずに誤ったならば、「お母さん、悔い改めてください。生きる道がありません」と言えるような皆さんにならなければなりません。母を再び祝福できる教材が出たので、訓読会の祖となるのは皆さんしかいません。二世が家庭訓読会のリーダーになります。そうでなければ、誰もそれをなすことができません。”


この部分が次のように変えられています。


🔴[平和経の「17.平和の主人、血統の主人」(1627ページ)]


“‥‥教材を作りました。これは、皆様の教材です。皆様の父母が誤ったならば、「お父さん、お母さん、悔い改めてください。私を通して再び祝福を受けなければ、生きる道がありません」と言える皆様にならなければなりません。父母を再び祝福できる教材が出たので、訓読会の祖となるのは皆様しかいません。二世が家庭訓読会の指導者になるのです。”



「母」と「皆様の父母」では全く意味が違ってきますのでこれは本当に重要なことでないかと感じます。この世の中でも遺言に手を加えたりすることは違法なのにメシアの遺言を削除、改竄するとは‥‥正に蛮行と言わざるを得ません。


今日は難解ではあるけれどご聖和を前にされたお父様の切実なる心情をひしひしと感じる「平和の主人、血統の主人について書かせていただきました。


では、また。




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