泉のほとりに

聖歌38番のように私たちの内なる力を湧きたたせ御国を目指していきましょう。共に泉のほとりに集いましょう。導かれるままに綴っていきたいと思います。

アラスカ修練会

亨進様の説教「鉄の杖の王国3」の中で「お父様の文化はアウトドアの文化」という内容がありましたが、それを読んで過去の修練会での体験を思い出しました。アラスカ修練会、ジャルデイン修練会…それは沢山のみ言、講義と共に正にアウトドア体験でした。



アラスカ修練会は1993年の8月、ジャルデイン修練会は2000年の3月に参加させていただきました。どちらも内容も基準もない者が押し出されるようにして参加に至ったのですが、今になってそれがどれ程貴い体験だったのか、亨進様のみ言を通して改めて実感しています。


アラスカ修練会に参加したのは家庭を出発して間もない頃でした。もうすぐ25年になります。古いノートを引っ張り出し久々に開いてみました。鉛筆で小さい字で書いてるので読みづらくメガネが必要です。「どうしてこんなに薄く小さな字で書いたんだろう?!」と最初思いましたが、何のことはありません。私が年をとったのでした☺️


『日本女性幹部特別修練会』と銘打った修練会でしたが、幹部でも何でもない自分がどさくさに紛れて参加させていただいた、という感じです。当時私が一番感じたのは「お父様の生活基準について行くのは大変だ!」ということでした。今思えば恩恵に満ち溢れた修練会だったのに私は無我夢中でついて行くのがやっと、という状態だったのだです。


ノートをめくりながら読み進むうちに貴重な発見が沢山ありました。今だから理解できることが沢山あります。当時の私はあまりにも幼くて、お父様が語ってくださったみ言や体験させてくださったことの価値がよくわかっていなかったんだとしみじみ思います。正に「猫に小判」「豚に真珠」…そして親の心子知らず、だったなあと申し訳ない思いです。


その修練会では周藤講師、小山田講師が講義を担当されましたが、お父様自ら何度も来られてみ言を語ってくださいました。冗談を言われたり、ある時は大声で叱られたりしながら、そして共に釣りをされ、写真も一緒に撮ってくださり女性たちを教育、訓練しながら愛してくださったのでした。



み言はいろいろありましたが、創造原理の内容、男女の愛について、エバ国家の使命、エバの使命、氏族メシヤについて、伝道について、江利川会長を中心とした女性の体制について、長子権復帰について、蕩減復帰についてなどを語ってくださっていました。その中で印象的だったのは、古いメンバーに霊の子女の数を聞かれ、答えた方は2名から多い方で17名だったのですが、お父様は「本来なら7年×12ヶ月=84名いないといけない」と言われてたことです。また120名氏族教会やまず12家庭を早く祝福すること、経済問題は過ぎていく、伝道は完全に残る、人材が増えれば経済問題も解決できる、などと語られていたのでした。



アウトドアでは、私たちは川や河口でのサーモン釣り、船で海に出てのハリバット釣りをしました。それまで完全にインドア人間(趣味は読書と絵画鑑賞でした😢)だった私も何とかシルバーサーモンやハリバット(小さいのですが)を釣りました。朝4時5時に起床、講義の後準備して9時に出発し、夜8時半に帰舎、そのあと夜中12時まで講義のスケジュールです。数日後海岸の砂浜では疲労と睡眠不足で倒れて横になってる姉妹もあちこちにいました。私もフラフラになりノートの文字がミミズが這ったようになっています。


サケを捌いてシチューを作ったり、卵をイクラ丼にして食べたりしたことも思い出します。お父様が釣られたハリバットを皆に振舞ってくださり、刺身でいただいたりもしました。そのようなことを思い出しながら、本当に貴重な体験をさせていただいたんだなあと、しみじみ思います。

お父様は我が身を削るようにして私たちに様々なことを教えてくださいました。当時70代でいらっしゃいました。若い私たちでもついて行くのがやっとの生活、それ以上にハードな生活を日々なしておられどんなに大変だったことでしょうか。


帰国前日には夜10時に来られ夜中2時まで語ってくださっています。そして「先生は永遠には生きられません」「…わかりましたか?帰ってから立派な女、立派な母ちゃんになりなさい」とおっしゃったのでした。




昨日からアラスカ修練会のこと、コデイヤック精神、サーモン精神、氏族メシヤのことなどに思いを馳せていましたが、今朝BSテレビを何気なく見てびっくりしました。サーモンの産卵から死までの特集だったのです。故郷の川に命がけで還り、産卵のため、産卵後は卵を守るために様々な闘いをなし、最後は自分の子に身を与え尽くして死んでいくサーモン、画面ではボロボロになったサーモンがキタキツネに食べられていたのですが、それを見てお父様のお姿と重なり涙が止まらなくなりました。


神様の血統を地上に残すための生涯を貫かれたお父様、そのお父様の血統と伝統、精神を受け継がれた亨進二代王様は正に代身者・相続者であられることを実感いたします。お父様の文化を受け継がれ2世に伝えくださっていることが本当に感謝です。


訳のわからない幼い者を教育し訓練してくださったお父様、時を経てそれがどれ程貴いことであったかを今頃になって実感している愚かな者ですが、お父様が繰り返し語られた氏族メシヤを為していくことがその恩賜に報いる道であることを肝に命じて歩んでいきたいと思います。







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